条件で変わる色の見え方
周りの条件で変わる色の見え方
よくお客様から質問いただくのが、「打ち合わせの時と色が違うんじゃない」ということです。
平らな壁とデコボコした壁とでは凹部分(へこんだ部分)が暗くなるため、遠くから見ると少し暗く感じます。
日が当っている日向の壁と、日が当っていない日陰の壁とでは色が全く違って見えます。
私たち塗装店が持っている塗板見本と住まいの色を比べる時には日陰で見ると比較的近い色を選ぶことができます。
時間帯では夕方暗くなり始めた時間帯は避けます。少し暗く見えますし、夕日で赤っぽくも見えます。
色の重さ
色の「重さ」について
色には軽い、重いなどの心理的な感覚があります。それは色の明るさに関係しています。
- 軽い色 光を多く反射する白っぽい色
- 重い色 光を多く吸収する黒っぽい色
同じ重さの物でも黒色よりも白色のほうが軽く感じたり、黒い色の部屋と白い色の部屋では疲労感も違うそうです。
住宅に塗装する時にも黒っぽい色を塗装すれば「重量感のあるどっしりとした家」、白っぽい色を塗装すれば「軽く明るい感じの家」といった感じになります。
1階、2階の色を変える場合は2階の方が明るい色にします。濃くしてしまうと2階の方が1階よりも重く大きく感じるためアンバランスになります。
壁を軽い色にし、面積の少ない破風板や庇の部分を重い色にすることもお勧めします。
少しだけ重い色を入れることにより、軽い色がより際立ちメリハリのあるイメージになります。
暖色系と寒色系
暖色系の色と寒色系の色
多くの色がありますが、大きく分けて二つに分けることができます
- 暖色系の色は赤、オレンジ、クリーム、黄色などの太陽、炎や昼間を連想させ暖かく感じる色のことです。
こういった色は塗装すると大きく見えるため膨張色ともいい、前方に飛び出して見えるため進出色とも呼ばれます。 - 寒色系の色は青、青緑、紫、黒などの水、氷や夜を連想させ冷たく感じる色のことです。
こういった色は逆に小さく感じられるため収縮色といい、遠のいて見えるため後退色と呼ばれます。住宅に塗装する時も同じで、暖色系にするのか寒色系にするのかから決めていくといいかもしれませんね。
また、室内に寒色系を塗装すると狭く冷たく感じます。ですから、暖色系の明るめの色を選ぶ事をお勧めします。
面積による色の違い
塗装面積による色の違い
小さな3cmくらいのサンプルの色と、全体に塗った色ではイメージが違うことがあります。大きな面積の方が明るく鮮やかに見えるからです。
そのため、実際に塗装する前に「ご近所で同じような色の家はありますか?」と営業の方に聞いてみるのをお勧めします。
白木塗装で昔あったことなのですが、お客様がこの色でと選ばれた色がとても黄色い色でした。「この色でいいのですね」としっかり確認した後塗装を開始したのですが、全体に塗ってみると「こんなに黄色いの」とお客様。
どうしても、小さな面積と大きな面積とではイメージが変わってきます。今では実際に少し壁を塗ってみたり、なるべく大きな見本を作ったりと、綿密に打ち合わせの上、色のご提案をさせていただいています。

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